フルサイズミラーレス一眼カメラLマウントシステム用交換レンズ S-S35を発売

【特長】

1. 自然な遠近感を活かした広角表現と優れた描写性能

35 mmの焦点距離は、人間の視野角に近い画角であり、背景をバランス良く写り込ませた自然な遠近感を活かしたスナップショットから、被写体と適度な距離感を保ちながら自然な表情を引き出すポートレートまで幅広いシーンで撮影を手軽に楽しめます。さらに、開放値F1.8は、近接撮影でのボケ表現だけでなく、低照度環境の撮影にも対応します。また、F1.8シリーズ^（※1）全体を通して描写性能を統一することでレンズ交換を行っても写真やカットごとで差異が少なく、一貫した描写で高品位な作品に仕上がります。レンズ構成は、9群11枚で球面収差やコマ収差を抑える非球面レンズを3枚採用し、高い解像性能を実現します。

2. 小型・軽量で映像作品制作に最適な動画性能

リニアモーターとインナーフォーカス採用により、動体追従に優れた高速・高精度なAF性能と静粛性に優れたAF動作性能を両立しました。動画撮影時では、静粛なフォーカス駆動により駆動音を気にせず撮影でき、ポストプロダクションの際も作業の短縮化を図ります。また、フォーカシング時のピント位置の移動に伴い画角が変化するブリージング現象を抑制し、ピント送り時の画角変化を抑えた自然な動画撮影が可能です。さらに絞りマイクロステップ制御により、輝度変化の大きいシーンでも絞り値を細かく制御することでなめらかな露出変化を実現します。MF時のリニア、ノンリニアの切り替えをカメラ本体で選択することで、リニア選択時のフォーカスリングの回転角度を変更でき、回転角度によるフォーカス駆動量を調整することで、シネマレンズのような直感的で細かなピント送りを実現し、動画クリエイターの表現意図に沿った撮影が可能です。

3. 描写性能とサイズ、操作性を統一したF1.8シリーズ^（※1）コンセプト

F1.8シリーズ^（※1）は、小型・軽量ながら解像感・色味・ボケ表現のバランスに優れた光学性能と動画性能を備え、撮影現場での取り回しの良さとワークフローの効率化を目指したサイズ・重心バランスの統一をコンセプトに開発された単焦点レンズシリーズ^（※1）です。高い描写性能とカラーバランスを両立させ、サイズの統一によるシリーズ共通のホールディング性に加え、スイッチの配置、フォーカスリング位置とトルクの統一による高い操作性だけでなく、フィルター径統一の利便性も確保しています。また天候などに左右されることなく撮影が可能な防塵防滴^（※2）・耐低温仕様で幅広い撮影シーンをサポートします。動画撮影においては、シリーズ共通して、同サイズ・重心バランスをほぼ揃えた仕様により、ジンバルやドローンを活用した撮影で、レンズ交換時のバランス調整の負担を軽減し、時間が限られた撮影でもスムーズなオペレーションを実現します。

• ※2：当社製防塵・防滴対応フルサイズミラーレス一眼ボディに装着時。防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、ほこりや水滴の侵入を完全に防ぐものではありません。

●S-S35の詳細な仕様は、WEBサイトをご覧ください。
https://panasonic.jp/dc/products/s_series_lens/lumix_s_35.html

• ・L-Mountはライカカメラ社の登録商標です。